「さよなら子供たち」ナチス占領下のフランスの実情を描く

公開日: 更新日:

1987年 ルイ・マル監督

 ルイ・マル監督が自ら脚本を書いた自伝的作品。第44回ベネチア国際映画祭金獅子賞などを受賞。先週、DVDとBDが発売された。

 1944年、ナチス・ドイツに占領されたフランス。クリスマス休暇を終えた少年ジュリアン(ガスパール・マネッス)は母に見送られて寄宿学校に戻る。学校には3人の新入生があり、その一人のジャン(ラファエル・フェジト)は優等生のジュリアンをしのぐほど優秀だ。

 ジュリアンは自分のことを語らないジャンに興味を抱き、宝探しの際に一緒に道に迷ってしまう。この一件で2人は仲良くなり、ジュリアンはジャンが豚肉を食べないことなどからユダヤ人だと気づき、彼をかばおうとする。

 だがある日、寄宿舎にゲシュタポが現れ、ジャンらユダヤ人の少年3人と校長のジャン神父を連行する。神父はユダヤ人をかくまったことを罪に問われたのだ。子供たちの別れの言葉に神父は「さよなら子供たち」と返し、ジャンはジュリアンと無言で見つめ合う。ジャンたち3人はアウシュビッツで、神父はマウトハウゼンで死亡したというナレーションが流れるのだった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    大谷の今季投手復帰に暗雲か…ドジャース指揮官が本音ポロリ「我々は彼がDHしかできなくてもいい球団」

  3. 3

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  4. 4

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  5. 5

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  1. 6

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  2. 7

    フジテレビ「中居正広氏に巨額賠償請求」あるか? 「守秘義務解除拒否」でウソ露呈

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    Kōki,『女神降臨』大苦戦も“演技”は好評! 静香ママの戦略ミスは「女優でデビューさせなかった」こと

  5. 10

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ