12年を経て…リア・ディゾンが明かした「黒船」の重圧と今
「ネバダ州立大学ラスベガス校の4年生で、社会心理学を学んでいます。大学進学の時期と日本デビューが重なったこともあって、ずっと大学で学びたい気持ちがあったんです。今の研究テーマは『なぜ女性は過小評価されているか』。数学や科学技術、工学の分野で活躍する女性が少ない原因を、統計や論文を読みながら研究しています」
子育てと学業の両立は大変だ。早起きして朝食を作り、小学校に通うミラちゃんと一緒に家を出る。大学の帰りに迎えに行き、夕食を作って済ませると、ミラちゃんが寝ついてから机に向かう。
それでもリアさんのモチベーションは高い。「卒業後は大学院に進み、研究を続けていく」と目標を語ってくれた。
「研究は難しい。でも、学ぶことによって自分の生活の助けになっています。違う目線で世界を見ることができるようになったし、視野が広がりました。子育てにも役立ってます。もともと書いたり、読んだりすることが好きだから全然苦じゃなくて、むしろ自分に合ってると思うんです」
■「黒船のイメージを壊すのが怖かった」