安室奈美恵の圧倒的“価値” 引退プロジェクトは500億円超え
1日発表された、日経トレンディ「2018年ヒット商品」ランキングで「安室奈美恵」が1位に輝いた。2位にはあおり運転でマストアイテム化した「ドライブレコーダー」、3位に「ペットボトルコーヒー」、4位にZOZOスーツや炎上社長・前澤友作氏でも注目を浴びた「ZOZO」、5位に声で操作する「グーグルホーム&アマゾンエコー」。並み居る強敵にも負けず堂々の1位。人物がトレンドキーワード1位になるのは「宇多田ヒカル」以来19年ぶりだ。
勝因は“経済効果”と“感謝型コラボ”と同誌は分析。ベストアルバム「Finally」は237万枚、ラストツアーを収めたDVDは173万枚を売り上げ。沖縄コンベンションセンターで引退前日に行われたラストライブでは会場に入れないファンが音漏れを聞こうと1万人集結。また化粧品、アパレルなど限定コラボグッズは完売続出。最近では、引退当日の花火ショーを見ていた際に着用した10万円の浴衣に問い合わせが殺到。「引退プロジェクト」の経済効果は500億円超えともいわれている。
また、ファンや安室を起用したメーカーが感謝の新聞広告を掲載するなど単なるアーティストの枠を超え、社会現象と化した。芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。