長澤まさみが表紙V15 「東宝カレンダー」泣き笑いの面々
今年も残すところ1カ月半を切り、一年を総括する時期となったが、来年以降も芸能界で活躍が期待される女優を占えるのが東宝カレンダーだ。
系列である東宝芸能所属の女優に加え、東宝の映画や舞台で“顔”を務める面々を起用し、ひと際華やかでファンも多い同カレンダー。表紙は、来年公開予定の主役級ムービーを2本控える長澤まさみ(31)が盤石のV15を成し遂げたが、他にも気になる“当落”を見てみよう。
2004年から15年連続で登場していた常盤貴子(46)に代わり、舞台枠で初登場したのは、神田沙也加(32)。大型企画の映画「Last Letter」に出演する広瀬すず(20)も、有村架純(25)からバトンを引き継ぐ形で初当選を果たし、青春モノでもり立ててきた功労者の土屋太鳳(23)は同世代の山崎紘菜(24)と入れ替わりでその座をゲット。
大御所の山村紅葉(58)は3年連続の当選で常連の仲間入りを果たし、1985年から穴をあけない沢口靖子(53)、その大先輩の流れを脈々と引き継ぐ上白石萌音(20)と浜辺美波(18)、ミュージカルの昆夏美(27)とお色気枠(?)の夏菜(29)は継続起用。上白石姉妹の妹の方、萌歌(18)は、昨年末から東宝芸能所属となった宝塚の元宙組トップスター朝夏まなと(34)に花を持たせた、といったところか。「あらゆるバランスを鑑みて新旧取り交ぜたラインアップですね。ただ……」と、作家でアイドル評論家の中森明夫氏は寂しそうにこう続ける。