蒼井優が惚れた山里亮太の「愚直と誠実」は両親譲りだった
「10代でお笑い芸人を志したころ、実はお父さんから猛反対されているんです。山里はNSC(吉本総合芸能学院)大阪校に入るために、関西の大学に入ろうとしたのですが、東京の大学にも受かっていて、将来の安定を考えたお父さんは東京の大学から一般企業のサラリーマンという道を強く勧めた。このとき、『亮太のやりたいことなら全部応援する』とたんかを切り、パートで全額支えてでも、やりたいようにさせたいと言い張ったのがお母さん。それで1浪の末、関西大に入学するのですが、受験の費用はお兄さんが持ったそうです。ご両親のどちらに反対されても、それを押し切って我を通すタイプじゃなく、いまの自分があるのは家族のおかげという思いが彼には強いんです」(事情通)
■「妬み」「非モテ」キャラはビジネス用
芸人としてデビュー後も、大阪でのイベントに両親を招待したり、お母さんと料理教室に通うなどしてきたそうだ。ベテラン芸能記者の青山佳裕氏はこう言う。
「蒼井優さんのご両親が、山里さんとの結婚を泣いて祝福されたように、山里さんのご両親も、蒼井さんを大歓迎しているそうです。世の中を斜めから見る妬みキャラというのは表向きで、実際の山里亮太は争いを好まない、やさしい性格と関係者の誰もがおっしゃる。それを育んだご家族ですから、蒼井さんもすぐに馴染んで、居心地の良い思いをされているのではないでしょうか」
親譲りの愚直と誠実。ふたりが芸能界のおしどり夫婦と呼ばれる日も遠くない。