家族でロス移住…小栗旬主導で活気づく日本の若手俳優勢
「ロスにも事務所があり早くから俳優を進出させたい計画があった。小栗の進出も単発に終わらせるつもりはなく、他の若手俳優に見本を示し、後輩たちに続いて欲しいとの願いもある。長年培った演技力と自身のプロデュース力もある小栗は、さらなる飛躍を目指すためにもロスで生活することにしたのでは。中途半端で通用する世界ではありません」(芸能関係者)
小栗の仕事に対する姿勢は後輩たちにもいい影響を与えている。自ら主催する「小栗会」は事務所の垣根を越え長く続いている。若手俳優を集め、酒を酌み交わしながら演技論から相談事まで熱く語り合っているという。
かつて、松田優作や桃井かおりらが居酒屋で周囲を気にすることなく喧嘩腰に熱く語り合うのを見たことがあるが、古き良き伝統を小栗が引き継いでいるようにも見える。
事務所主体で何事も決める傾向のある芸能界だが、俳優が中心に動くほうが自然と活気づくもの。今年は特に若手俳優の動きが活発化している。今年公開の主演映画でも松坂桃李の3本を筆頭に小栗、綾野、菅田将暉が2本と続き、木村拓哉、岡田准一らジャニーズ勢も話題映画に主演している。