先輩・桑子アナから紅白司会を奪った和久田アナの結婚力

公開日: 更新日:

「普通のパターンなら局の看板を狙う女子アナが結婚すると、その段階で一歩後退です。ところが和久田アナの場合は、そうはなりませんでした。彼女の夫はNHK幹部ともパイプを持つ一流商社勤務で、その企業のトップが『おはよう日本』を毎朝欠かさずチェックするほど和久田アナの大ファンだというのです。一流商社のトップの絶賛の声が、NHK幹部の耳に届かないはずがありません」(別のNHK関係者)

 一方の桑子アナは、結婚がまったくプラスに働かなかった。長野放送局と広島放送局で2年ずつ勤務してようやく東京放送局に配属され、局の看板番組である「ニュースウオッチ9」のMCに就任したと思ったら、早々にフジテレビ谷岡慎一アナとの結婚を発表。揚げ句にスピード離婚して局の上層部を落胆させた。

 和久田アナが桑子アナと同じ轍を踏まない保証はどこにもないが、東大卒の賢い後輩は先輩の失敗を脳裏に刻んでいるはずだ。

 和久田アナが局から課された紅白のミッションは、前年記録した視聴率41・5%を超えることといわれている。それが実現すれば、NHKの「朝の顔」は「局の顔」になる。

(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  3. 3

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 4

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  5. 5

    マイナ保険証「期限切れ」迫る1580万件…不親切な「電子証明書5年更新」で資格無効多発の恐れ

  1. 6

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  2. 7

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  3. 8

    Mrs.GREEN APPLEのアイドル化が止まらない…熱愛報道と俳優業加速で新旧ファンが対立も

  4. 9

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  5. 10

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差