新井浩文が俳優に戻るには…10年、20年の下積み覚悟が必要
裁判前、新井被告側は示談を成立させるため、まず1000万円、それがダメだとなって2000万円の示談金を用意したといわれているが、被害者の処罰感情が強く、不成立となっている。伝え聞くところによると、被害者側は裁判の中で新井被告が心の底から反省し、後悔し、おわびする姿と言葉が認められれば、裁判中でも示談に応じるつもりだったという。
それなのに公判で無罪を主張したわけだから、うまくいくはずもない。控訴した今が最後のチャンスかもしれないが、保釈となっている今、控訴棄却の判断が出るとアウトなので、できるだけ早く、被害者に自ら心からの謝罪をし、納得してもらった上で示談に応じてもらうしかない。事情が変わったとして控訴審を迎えるべきなのだ。
それでも実刑は免れまいが、多少の減刑の可能性は出てくるというものだ。
保釈中、新井被告は俳優仲間におわび行脚したそうだが、仲間は戻ってきたら共演すると言ってくれても、製作側は難しい。戻ってきて本当に俳優でいきたいのなら、受け入れてくれる小劇団などからスタートし、10年、20年を覚悟する必要があると思う。