長瀬智也退所報道で浮上…ジャニーズが抱える2021年問題
また近年、嵐に次ぐジャニーズ2番人気の関ジャニ∞も“解体寸前”だというのだ。
「関ジャニ∞をめぐっては、18年7月には渋谷すばるが脱退し、昨年9月には錦戸亮が退所。人気メンバーの相次ぐ離脱で、残る5人で解散を含めた話し合いをしているとされます。嵐が先に、20年末の活動休止を発表しているので、ジャニーズ側が、少なくとも今年いっぱいまでは待ってくれと頼み、解散の結論を先延ばししているような状態ともいわれます。21年の年明け以降は、いつどんな発表があってもおかしくない」(音楽番組スタッフ)
■ジュリー氏&タッキーの新体制に馴染めない
嵐、関ジャニ∞、TOKIOの“御三家”が消えれば、ジャニーズ帝国は崩壊の危機に直面するともっぱらだ。大きな節目はやはり昨年7月、ジャニー喜多川社長(当時)が87歳で亡くなったことだった。
「タレントの多くは、ジャニー氏のカリスマ性にひかれて事務所に属していましたが、その精神的支柱がいなくなり、ジャニーさんの姪・藤島ジュリー景子新社長と滝沢秀明副社長の新体制になったことに馴染まない人も多いとされます。また昨年7月、公正取引委員会がジャニーズ事務所に対し、テレビ局に圧力をかけた疑いがあるとして『注意』したことが報じられた件も、タレントの不安を増大させた。公取委ににらまれたことで、今後、ジャニーズ側がテレビ局への影響力を行使しにくくなったわけです。この2つの要素で退所を考え始めたというタレントが複数います」(芸能ライターの吉崎まもる氏)