芸能人の店は大丈夫? 六本木で多発する“火事場の酒泥棒”
六本木から人がいなくなり、1カ月以上が経った。
最初はカラオケボックスやナイトクラブが一斉に営業自粛に入ったが、その後ほぼすべての飲食店が休むようになり、街の灯が消えた日々が続いている。
新型コロナウイルス拡散防止の意味では素晴らしいのだが、人通りがなくなったことで別の問題が発生しているという。飲食店経営者が語る。
「火事場泥棒が多発してるんです。長期休業に入るのにレジ金を置いていく店主はいないと思いますが、お酒は残している。高級な日本酒や焼酎なら1本、5000~1万円、高級なワインやシャンパンなら1本、1万~5万円。お酒は重くて移動も大変ですから置きっぱなしにしているところを狙われています。人件費をかけられないから店主自ら防衛のためだけに出勤しているという話をたくさん聞きます。私も店内に入って事務作業をしていて、施錠の確認なのか外からドアノブをガチャガチャとされることも頻繁にあります。芸能人がオーナーのお店には見えもあって高級なお酒の取り揃えも多いでしょうし、私たちのようにわざわざ店で時間を潰して防衛することもない。狙われやすいと思いますよ」
六本木で店を持つ芸能人といえば、DA PUMPのISSAや黒夢の清春、シャ乱Qのはたけ、俳優の山本裕典らがいる。被害が出ないことを祈るばかりだ。