女優・遊井亮子さん語る TVディレクターと結婚決意の瞬間
入院している病院に行った日、父に結婚すると2人で報告。その日が彼と父が会う初めての瞬間です。そしたら、父は泣きながらすごく喜んでくれました。私は「申し訳ない」という気持ちの半面、「ああ、よかったな……」と思いました。
■病院からの帰途と、ある朝の2度のプロポーズ
病院を出て帰る途中で彼が突然、「指輪を買いにいこう」と言ってくれて。彼としては父に初めて会った日に、嘘をついたのが申し訳ないと思ったのか、それは私にはわからないですけど、そう言ってくれて。私も承諾して、病院からの帰りに2人で結婚指輪を買いにいきました。そこから結婚まで、一気に進んだんですよ。
私は今まで男性とお付き合いしても、同棲なんて絶対ダメで、一切できなかった。考えすぎちゃうタイプなんです。彼はそんな私の性格をわかってくれていて、病院に行く日よりも前から「お試しでいいから一緒に住もう」と言ってくれていて、彼の中では結婚への準備を進めてくれていたみたいです。
だから、その日の「指輪を買いにいこう」がプロポーズなんです。男気を感じた瞬間でした。指輪を買った日を境に私の意識はすごく変わり、結婚に前向きな考えになりました。