今やTVレギュラー15本 サンドウィッチマン“無双”続く理由
当時33歳だったふたりは、まさに「気のいい兄チャン」そのもので、薄汚れた公園での撮影も快くいろいろなポーズを取ってくれたという。
2011年には、気仙沼でロケ中に東日本大震災に被災。「東北魂義援金」を立ち上げ、「被災地ライブ」など復興支援活動に精を出した。その後、それぞれ結婚し、同い年の子供を持つ父親に。「2人の友情」や「いい人エピソード」「伊達が伊達家の末裔」というエピソードなどはバラエティー番組でだいぶ“こすられて”いるが、好感度は高止まりをキープしている。お笑い評論家のラリー遠田氏はこう語る。
「まずネタが圧倒的に面白い。これは他の追随を許しません。そして老若男女すべてから愛されるのが強みでしょう。見た目はごっつくてこわもてなのに、素朴で人柄のよさがにじみ出ている。ふたりとも家庭では子煩悩な普通の父親でクリーンな印象もある。バラエティー番組でもガツガツせず、的確なタイミングで面白いことを言うので、安定感は増す一方です」
まさに“サンド無双”で死角なし。アフターコロナもこの状態は続きそうだ。