TV各局で異様なモテっぷり 澤部佑の好感度って何なの?
澤部佑(34)は近ごろテレビに出過ぎではないか。出演本数だけなら、もっと多いお笑い芸人やタレントはいるが、澤部は出方が尋常ではない。
NHKだけでも、木曜の「ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!」レギュラー、土曜の「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」の常連ゲストと、ほぼ同じ時間帯に中1日で出演し、さらに6月には1本増えて、金曜に「ドラレコは見た!ちょっといい話」のMCと3連投だ。こんなことは、NHKの常識ではありえないことだった。
民放でも、「相葉マナブ」「なりゆき街道旅」「林先生の初耳学!」「欅って、書けない?」「しくじり先生 俺みたいになるな!!」「探偵!ナイトスクープ」……と、何本のレギュラーを抱えているのか、もう数えきれない。本格ミステリー「テセウスの船」の最終回に登場して、話のオチを拾っていったのには、日本中のドラマファンがぶっ飛んだ。
澤部がここまで好感されるのは、いつでもどこでも明るくて楽しそうな雰囲気を醸し出すからだ。丸っこい顔と体つきはそれだけでユーモラスで、笑うとニコニコマークになる。雑誌などの座談記事に、“(笑)”という表記があるが、澤部はあれである。澤部が出てくると、視聴者は「ああ、ここは笑うところなのか」と無意識に反応してしまうのである。