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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

殴られると5000円 大部屋俳優は“危険手当”で食いつないだ

公開日: 更新日:

「危険手当はだいたい主役のポケットマネー。鶴田(浩二)さんが一番、気前が良かったな。でも、失敗してケガしても補償はなし。命懸けだった」

 殺された時のうめき声ぐらいがセリフだった志賀さんが忘れられないセリフがある。「仁義なき戦い」の第4作「頂上作戦」のワンシーン。温泉で行われていた同窓会に出席していた敵対する組の親分を同窓生が見ている前で射殺。吐いたセリフが「あんたら見とったとおりじゃ」。

 こわもての顔とセリフが生きた名シーンとして語り継がれている。(つづく)

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