「とくダネ!」小倉智昭も勇退…止まらない大物降板の嵐
「本人もタイミングを探っていたようですが、来年3月に勇退ということで話がまとまったようです」(テレビ関係者)
朝のワイドショー「とくダネ!」(フジテレビ系)のメインキャスター小倉智昭(73)が来年3月をもって番組を勇退することが決定的になった。
小倉の進退を巡っては、五輪に思い入れが強い本人の申し出により、東京五輪の放送を花道として、今秋に勇退というプランがあったようだが、コロナ禍で五輪が1年延期となり、タイミングを逸してしまったという。
1999年の番組開始から20年以上、同番組の顔だった小倉だが、2年前の膀胱がんの手術以降は、健康面での不安を抱え、持ち味だった辛口トークも以前ほどの切れ味はなくなっていた。SNS上では、小倉の発言が炎上するたびに“老害扱い”されることもたびたびだった。
視聴率も苦戦が続いていた。
かつては朝8時台のワイドショーの中心的存在だった同番組だが、最近は視聴率10%以上を叩き出す「あさイチ」(NHK)、「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)の“2強”に大きく水をあけられ、「スッキリ」(日本テレビ系)と3位争いをしている状態だ。