TV各局「eスポーツ応援番組」続々参入のワケ…独壇場は?

公開日: 更新日:

「24時間テレビ」の成功に自信をつけた日本テレビが、コロナ厳戒態勢の中、今度は同局のeスポーツ応援番組「eGG」の番組名を冠した「eGG eスポーツチャレンジ“ガリバーカップ” ロケットリーグチャンピオンシップ」なるeスポーツの大規模な冠大会を主催するという。制作関係者が語る。

「競技はレースゲームとサッカーゲームが融合したまったく新しいスポーツゲーム。賞金100万円のオープン大会で今月12日に予選1回戦(オンライン形式)、10月3日に予選2回戦(同)。11月8日に決勝大会を日テレの麹町スタジオで観客を入れて行う予定です」

 ちなみに今後も、状況を見ながらさまざまな大会を開催していくという。

 日テレがeスポーツに投資する理由は明らか。新型コロナウイルスの感染拡大で激減した広告収入を少しでも補填すべく自らが冠スポンサーとなって動き出したということらしい。

「コロナ禍でゲームの需要は拡大し、売り上げは右肩上がりを記録している。本来、大会を主催すれば人件費などで赤字になるが冠大会を主催すればゲームメーカーからの出稿が増える。ここをピンポイントで狙っているんです」(芸能関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…