伊勢谷が貫く入手経路「黙秘」の意図 大麻推進派へ合流も

公開日: 更新日:

 ベテラン芸能記者の青山佳裕氏はこう言う。

「今の様子ですと、俳優での復帰はかなり難しいのでは。今回の逮捕で彼はいわゆる反社とのつながりが疑われているというのに、黙秘によって、そことの付き合いを本当に断つ気があるのかと思われてしまう。彼を起用してきたテレビや映画会社であれ、危なくて使えないでしょうし、またいつか使用を再開する可能性をぬぐえない。どれほど反省の言葉を連ねても、どっちつかずのあやふやな態度が許されるほど社会は甘くない。それこそ反省は上っ面で、彼の自覚の欠如、覚悟の軽さがますます明らかになっていると思います」

 すでに伊勢谷被告とエージェント契約をしていた芸能事務所「カクトエンタテインメント」は契約解除を発表している。となると芸能界復帰は難しく、事業家としての道を模索する可能性があるが、伊勢谷被告が2009年に設立した会社「リバースプロジェクト」は2018年からは赤字に転落していたという情報もある。これまでのようにエコを推奨し、被災地へのボランティアや環境問題、世界の子どもの貧困問題など社会活動に熱心だった伊勢谷被告が、また同じように活動したとしても信用を取り戻せるかは疑問符がつく。社会貢献の裏で大麻を20年前から常用していたとの説もあるし、陰湿なDVを繰り返していたことも報道で明らかになっているだけに、復帰を見つめる周囲の目線は厳しいはずだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造