伊勢谷が貫く入手経路「黙秘」の意図 大麻推進派へ合流も
ベテラン芸能記者の青山佳裕氏はこう言う。
「今の様子ですと、俳優での復帰はかなり難しいのでは。今回の逮捕で彼はいわゆる反社とのつながりが疑われているというのに、黙秘によって、そことの付き合いを本当に断つ気があるのかと思われてしまう。彼を起用してきたテレビや映画会社であれ、危なくて使えないでしょうし、またいつか使用を再開する可能性をぬぐえない。どれほど反省の言葉を連ねても、どっちつかずのあやふやな態度が許されるほど社会は甘くない。それこそ反省は上っ面で、彼の自覚の欠如、覚悟の軽さがますます明らかになっていると思います」
すでに伊勢谷被告とエージェント契約をしていた芸能事務所「カクトエンタテインメント」は契約解除を発表している。となると芸能界復帰は難しく、事業家としての道を模索する可能性があるが、伊勢谷被告が2009年に設立した会社「リバースプロジェクト」は2018年からは赤字に転落していたという情報もある。これまでのようにエコを推奨し、被災地へのボランティアや環境問題、世界の子どもの貧困問題など社会活動に熱心だった伊勢谷被告が、また同じように活動したとしても信用を取り戻せるかは疑問符がつく。社会貢献の裏で大麻を20年前から常用していたとの説もあるし、陰湿なDVを繰り返していたことも報道で明らかになっているだけに、復帰を見つめる周囲の目線は厳しいはずだ。