“固定観念”が邪魔して「ドッキリ」に気付かずパニックに…
内間です。「今、僕はいったい何の仕事をしているのだろう」と理解できてない時、当たり前ですが、かなりパニックに陥ります。
そもそもそんな理解できてない仕事はあるのか、と思う方もいらっしゃると思いますが、実は一度あったのです。それは「ドッキリの仕事」です。
ある雑誌の取材で、とあるオフィスにコンビで呼ばれました。そこで相方とテーブル席で向かい合っての待機。
とりあえずたわいない世間話をして時間を潰していましたが、なかなか取材が始まりません。それどころか相方が昨日飲み過ぎたようで、体調不良を訴えてきました。確かに顔色も悪いし、頬もいつもよりもこけている。そして頻繁にトイレに席を立ちます。こんなにも噛み合わない日があるんだなと、何げに左側の本棚に目を向けると……え、隠しカメラ!? おいおい、まさかドッキリか。そして何よりも一番のパニックの要因が……何のドッキリか分からん! 脳をフル回転させても分からん!!
相方が戻ってきました。相変わらず表情が冴えません。苦しそうです。だけど僕も苦しい。「恐らく仕掛け人の相方よ、何かヒントをくれ」と目で助けを求めても彼の口からは「体調不良」の一点張りで、またトイレに消えていきました。