政界引退表明の森田健作が画策する「芸能界返り咲き」計画

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■ネックは「チーム森田」の高齢化

 ともあれ、古巣の芸能界に残りの人生を捧げることを決意したモリケン。彼を支えているのがテレビ界や出版界で幅を利かせる「森田会」のメンバーだったという。

「主軸はマスコミ関係者の親睦団体である“チーム森田”というグループ。政治家というより彼の人間性に引かれて集まった人の集団です。幹事は、産経新聞の政治デスクが務め、NHKやフジ、日テレ、テレ朝、朝日新聞、読売新聞、さらには週刊誌の記者、編集長や局長クラスもメンバーだった。さらにNHKや民放キー局の人間も多数、参加しています」(マスコミ関係者)

 ところが森田会のバックアップがありながら、モリケンの今後を巡る状況は決して安泰ではないのだという。

 森田会の関係者はこう話す。

「森田会もしくはチーム森田の会員も皆、年を取ってしまい、現場への影響力に明らかな陰りが見えているんです」

 森田といえば、サンミュージックの“第1号タレント”で名実ともに同事務所の顔だが、広報担当者は「今後のことは未定としか申し上げられません」と話す。果たしてモリケンが古巣の芸能界に返り咲く日は来るのか。

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