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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

高部知子“ニャンニャン写真”流出の顛末 元カレは自殺した

公開日: 更新日:

「週刊文春」に掲載された嵐の大野智が元カノと沖縄の海で抱擁する写真はプロカメラマンが特写したように鮮明だった。

 昔の流出写真はデジカメもなくフィルム時代だったこともあり、ピンボケなど鮮明な写真は少なかった。一方で、誰もがスマホを持っていつでもカメラマンになれる現代は提供者がわかりにくいが、昔は特定しやすい一面もあった。

 1983年、タレント・高部知子の通称「ニャンニャン写真」は流出の先駆けだった。ちなみに、“ニャンニャン”とは「少女に対してセックスとは表現しにくいことから、性を連想させる表現として付けられた」といわれている。

 児童劇団に所属していた高部は小学生でデビュー。萩本欽一の「欽ちゃんのどこまでやるの!」で結成した3人組ユニット「わらべ」の長女で人気を博した。

 女優としても出演したドラマ「積木くずし」で注目を浴びた。俳優・穂積隆信の家族で起きた非行娘と父の葛藤を描いたドラマは45・3%の最高視聴率を記録するなど“積木旋風”を起こした。高部はバラエティーで見せるあどけない顔から一転、非行少女役を好演。女優としての評価も上げた。

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