川崎希、春名風花…エスカレートする炎上に法的手段が増加
からこそだろう。
そうした流れに沿うように、7月に女優で声優の春名風花が、刑事裁判に訴えていた炎上加害者と裁判外で和解したと明らかにした。この時には和解金の315万円が高いか安いかという議論も勃発したが、何より10年間も炎上被害に遭っていた事実に、あらためて注目が集まった。
春名は、わずか3歳でブログを開設、9歳の時にはツイッターを始め、「電脳少女」として一躍時の人となった。巷間の視線を集めたのは、投稿で時事問題や社会問題をたびたび取り上げたのみならず、子どもとは思えない率直でしっかりしたその中身だ。
あまりに大人びた内容に、本当は親や周囲の大人が代筆しているのではないかと邪推されたのだが、これが10年間も続く炎上の本格的な口火となってしまった。それまでは、ただのイタい女の子と見られていたため、余計に生意気だとアンチが勢いづいた側面もあった。