著者のコラム一覧
児玉愛子韓国コラムニスト

韓流エンタメ誌、ガイドブックなどの企画、取材、執筆を行う韓国ウオッチャー。新聞や雑誌、Webサイトで韓国映画を紹介するほか、日韓関係についてのコラムを寄稿。Webマガジン「オトナの毎日」でイラストエッセー【毎日がエンタメ】を連載中。

遠慮のない記者に辛口視聴者 容赦なく批判される俳優たち

公開日: 更新日:

 今年は韓国ドラマ「愛の不時着」が日本で大きな話題となった。どんなに脚本が良くとも、キャストの演技力なくして視聴者を感動させることはできない。特に韓国は視聴者の目が厳しく、ドラマ終了後はネット上で容赦なく役者の演技力が論じられることもしばしば。時には不名誉なニックネームもつけられる。

 日本でも知られる美人女優キム・テヒは人気絶頂の頃でもドラマに出演するたび「演技が下手で作品に没頭できない」と批判された。

 俳優コン・ユは今でこそ映画やドラマに引っ張りだこだが、かつては「ヒット作のない主演俳優」と呼ばれていた。俳優人生に転機が訪れたのは「コーヒープリンス1号店」(2007年)で、その後は飛ぶ鳥を落とす勢いだ。ドラマ「トッケビ」でファンを増やし、主演したゾンビ映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」(16年)は1100万人を動員する大ヒットとなった。

■「用心したって鳥のフンすら避けられないのが人生」

 その「新感染」の続編となる「新感染半島 ファイナル・ステージ」が1月1日から日本でも公開される。主演は長身のイケメン俳優カン・ドンウォン。韓流ブーム初期の頃から第一線で活躍しているが、実は評価が分かれている。人気俳優とのダブル主演はヒットしても、単独主演となると集客力がやや弱いのだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情