著者のコラム一覧
児玉愛子韓国コラムニスト

韓流エンタメ誌、ガイドブックなどの企画、取材、執筆を行う韓国ウオッチャー。新聞や雑誌、Webサイトで韓国映画を紹介するほか、日韓関係についてのコラムを寄稿。Webマガジン「オトナの毎日」でイラストエッセー【毎日がエンタメ】を連載中。

「愛の不時着」主演のヒョンビン 海兵隊志願で株を上げた

公開日: 更新日:

 今年5月、日本でも人気のチャン・グンソクが除隊した。お隣の北朝鮮と休戦状態が続く韓国には今も徴兵制がある。スポーツ選手らは一定の成績を残せば国に貢献したとして兵役免除もあるが、通常は成人男性に課せられた兵役の義務を30歳までに終えなければならない。

 服務期間は陸軍、空軍、海軍で若干違うものの、約2年間は芸能活動ができなくなる。「韓国人たるもの、兵役に就き、国を守るのは当然の義務」なんてコメントする芸能人も、実は行きたくないのが本音だろう。

■抜け道の芸能兵は廃止に

 過去には広報支援隊制度に芸能人が採用されるケースが多かった。“芸能兵”と呼ばれ、配属後も露出が多い。だが、歌手のRain(ピ)は交際中だったキム・テヒとのデートが報じられて問題に。同じく歌手のSE7EN(セブン)も深夜に歓楽街のマッサージ店を訪れて波紋が広がった。こうした度重なる不祥事から芸能兵が服務の「抜け道」になっていると批判され、ついに2013年8月に廃止されている。

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