朝倉あきは「丁寧に生きているひと」 演技にも実直さが
朝倉あき(29歳)
2015年放送のドラマ「下町ロケット」(TBS系)で佃製作所に勤務する開発技術者役を演じて注目を集めた朝倉あき(29)。TBS日曜劇場の池井戸潤原作ドラマが輩出した若手女優としては「陸王」(17年)の吉谷彩子と並ぶ逸材と言える(2人は同じ日曜劇場枠で19年にオンエアされた「グランメゾン東京」で恋のライバル役を演じた)。
1991年9月23日生まれ、神奈川県出身。2007年にデビューして、10年に「とめはねっ!」(NHK)で連ドラ主演も果たし、同年のNHK朝ドラ「てっぱん」では瀧本美織の親友を好演。13年には高畑勲監督の遺作となったアニメーション映画「かぐや姫の物語」で主人公の声優に抜擢されたが、14年から芸能活動を約1年間休止。
休業中は事務のアルバイトをしていたという。「下町ロケット」以降に彼女を知った視聴者の中には、休業前の第1期朝倉あきを知らない人も多いかもしれない。
女優活動を再開してからはドラマや映画に欠かせない女優として活躍。19年にはドラマ「歌舞伎町弁護人 凛花」(BSテレビ東京)で民放連ドラ初主演。現在放送中のドラマ「24JAPAN」(テレビ朝日系)にも出演している。