著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

野村麻純 30代でも元気で明るい役を得意とする貴重な存在

公開日: 更新日:

 それだけでなく彼女は、大先輩に当たる広末らに、緊張しない方法などを積極的に質問していた。

 同じ事務所に所属しているとはいえ普段は会社で会う機会も少なく、緊張してあいさつをするだけになるものだが、「人見知りをしないこと」が特技だという野村は萎縮することなく、吸収していこうとしていて、その姿が強く印象に残った。

 その取材で彼女は、「30歳で主演をしたい」という目標を語っていた。2年が経過して、30歳になった昨年、ドラマ「38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記」(テレビ東京系)に出版社勤務のOL役で出演して、Paraviで配信されたスピンオフドラマ「25歳イマドキ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記」で主演。配信によるスピンオフではあったが、言葉通りに連ドラ主演を果たした。

 彼女は、明るいキャラクターを得意とする女優だ。30代になると落ち着いた雰囲気になる女優が多いので、実は似たタイプが少なく、貴重な存在だ。上白石萌音・萌歌姉妹や桜庭ななみら鹿児島県出身女優が最近活躍しているのも、同じ鹿児島出身の野村に追い風が吹いている気がしてならない。

 彼女が地上波の連ドラでも重要な位置を任せられる女優になる日は、そう遠くはないだろう。(おわり)

【連載】注目「OVER25女優」の身上調書

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…