アキナにはあえて二兎を追って「W制覇」を狙うようにはっぱをかけています
「M-1」には2度、「キングオブコント」にも3度決勝に進出し、漫才もコントもしっかりこなせる秋山君と山名君の二刀流コンビ・アキナ。昨年の「M-1グランプリ2020」では優勝候補に挙げられながらも、残念ながら結果を残せませんでした。
ツッコミの秋山君はNSC入学当初、「金時」というコンビで活動していました(相方は現・なにわプラッチックの三輪君)。おばあちゃん子の影響なのか、いい意味でとがったところがなく、ほんわかとしたいい味を出していました。秋山君はおばあちゃんと暮らし、養成所のある大阪の難波まで2時間以上かけて通学。卒業してからも、数年は単身大阪に出てくるわけにもいかず、おばあちゃんの家から時間をかけて通い、他の子たちとは違う時間の貴重さを知っていました。
一方、ボケの山名君は、アインシュタインの河井君と「河井山名」というコンビで活動。こちらも彼の優しさがにじみ出ているいい漫才をしていました。今年の7月、「せやねん!」(毎日放送)の生放送で共演者でもある吉本新喜劇の宇都宮まきさんとの結婚を報告。私生活も最も充実している時でしょう。