沢村忠の華々しい経歴に女性ファンも熱狂、ついに山口洋子の作詞で歌手デビュー
■作詞は山口洋子
1969年8月1日には「いかす街だぜ」で東芝音楽工業から歌手デビューまで果たしている。意外にもキックボクサーになったことで、俳優時代に成し得なかった夢を次々にかなえていった。作曲は「小指の想い出」(伊東ゆかり)、「恋なんてしたくない」(西田佐知子)、「とびだせヤクルトスワローズ」(東京ヤクルトスワローズ旧球団歌)の鈴木淳。作詞は山口洋子が手掛けた。言うまでもなく野口修の意向もあった。
野口修と、経営するクラブ「姫」の顧客とマダムという関係でしかなかった彼女が、沢村忠の歌手デビューを機に、オフィシャルな立場で関わるようになったのである。 =つづく