美川憲一に75歳で「第3次ブーム」到来! コロナ禍でも仕事殺到のワケ
■「時代が動くときに求められる」
1980年代はコロッケ(61)のものまね効果でブレーク、90年代は金鳥のCM「もっと端っこ歩きなさいよ」「おだまり」が流行語に。2020年代のコロナ禍のいま、「第3次美川ブーム」到来といっていい状況だ。
芸能リポーターの川内天子氏がこう分析する。
「毒舌ブーム、オネエブームなどいつの時代も世の中が動きだすときに美川さんの注目度が上がります。世の中が疲弊すると、癒やし系が飛躍しようというときはビシッと斬ってくれる人が求められます。まさに美川さんはその象徴的存在。SNS時代の今、バッシングに怯えることもなく、忖度なしで発言する姿は若者にも新鮮です。オネエ界の先駆者で、2人のお母さんや薬物の過去など隠すことなく語り、さまざまなマイノリティーの痛みを知るものだからこその“言葉の温かみ”が共感を得ている。美川さんが求められているということは、粛々と過ごすコロナの時代から新たなステージに変化しつつあるんじゃないでしょうか」
自身のブログタイトルは「しぶとく生きる」。美川ブームは新たな時代の幕開けかもしれない。