森田剛は宮沢りえと“寸歩不離”…ジャニーズの忖度以上に怖い個人事務所ゆえの「闇」
■イエスマンばかりになりがち
「ジャニーズを辞めて個人事務所でうまくいっている人はほとんどいないですよね。これは自己プロデュースの難しさを物語っています。人間は自分を客観的に見られない。しかも、そのタレントが社長なら雇われているマネジャーやスタッフはイエスマンになりがち。耳当たりのいいことばかり言うためタレントはさらに客観性を失います」
大手事務所ならマネジャーが交代していくが、個人事務所は長年同じ人が担当し続ける例が目立つ。
「大物を扱っているため、中には自分に力があると勘違いする人もいる。側近が感じ悪かったり、クリエーティブな能力がなかったりすると、周りに良い人材が集まってこないし、仕事も取ってこられない。当然、タレント本人ではなくマネジャーが物事を進めていきますから、今度は他のスタッフが側近に忖度し、利権が発生する。小さな組織にも“闇”はあるんです。元ジャニーズには熱烈なファンがいて食うには困らないし、見過ごしてくれるから、余計に闇が見えづらくなっている。むしろ、大きな組織よりも批判にさらされない分、闇は深いかもしれません」(前出のプロダクション関係者)