森田剛は宮沢りえと“寸歩不離”…ジャニーズの忖度以上に怖い個人事務所ゆえの「闇」

公開日: 更新日:

■イエスマンばかりになりがち

ジャニーズを辞めて個人事務所でうまくいっている人はほとんどいないですよね。これは自己プロデュースの難しさを物語っています。人間は自分を客観的に見られない。しかも、そのタレントが社長なら雇われているマネジャーやスタッフはイエスマンになりがち。耳当たりのいいことばかり言うためタレントはさらに客観性を失います」

 大手事務所ならマネジャーが交代していくが、個人事務所は長年同じ人が担当し続ける例が目立つ。

「大物を扱っているため、中には自分に力があると勘違いする人もいる。側近が感じ悪かったり、クリエーティブな能力がなかったりすると、周りに良い人材が集まってこないし、仕事も取ってこられない。当然、タレント本人ではなくマネジャーが物事を進めていきますから、今度は他のスタッフが側近に忖度し、利権が発生する。小さな組織にも“闇”はあるんです。元ジャニーズには熱烈なファンがいて食うには困らないし、見過ごしてくれるから、余計に闇が見えづらくなっている。むしろ、大きな組織よりも批判にさらされない分、闇は深いかもしれません」(前出のプロダクション関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  3. 3

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  4. 4

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  5. 5

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  3. 8

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  4. 9

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  5. 10

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ