ビートたけし TBS「Nキャス」降板のウラ事情…自身の連載で明かしたホンネと気になる今後
さしものたけしも、年齢的な限界を感じていたということか。芸能ジャーナリストの城下尊之氏はこう話す。
■「生涯最後の映画を撮りたい」
「たけしさんは、やはり映画を撮りたいのだと思います。映画には莫大な金がかかりますが、たけしさんがテレビに出るのはその資金づくりのためです。資金面や構想面などで十分なメドが立ったので、今後はそちらに注力したいと考えているのでしょう。年齢的に今後何本撮れるか分かりませんから“生涯最後の一本”を撮りたいと考えているかも知れません」
確かに、収録で2本撮りもある「TVタックル」などに比べ、毎週生放送の「Nキャス」の負担は大きく、最近は乗っていたロールスロイスがつるはしで襲撃される事件もあった。また、2017年公開の「アウトレイジ 最終章」以降、それまで1~2年おきに新作を撮っていた監督業から遠ざかっているから、そろそろ気合の入った新作に取り組んでいてもおかしくない頃だ。
いずれにせよ「Nキャス」は、高視聴率を誇る同局の人気番組だけに、後任人事についても波乱含みだ。