キンコン西野“炎上商法”飽きられた? オンラインサロン会員激減、毎月300万円以上の赤字
キングコング西野亮廣(41)のオンラインサロン会員が激減しているというので話題だ。
2016年に開設された「西野亮廣エンタメ研究所」は、最盛期には7万4000人もの会員を抱え、絵本を軸に展開された「えんとつ町のプペル」のクラウドファンディングのために生活を切り詰めた“意識高い系”の若者が続出。しかしながら現在は4万人台に激減。「週刊女性PRIME」によると、2年前から月平均で3000人以上が退会、月額980円の会費による収入は単純計算で毎月300万円以上のマイナスになっているというのだ。
西野といえば、メディア批判はもちろん、吉本の先輩芸人をいじるなど“炎上”の常連。西野のパワハラで吉本のマネジャーが続々と辞めるなど話題に事欠かなかった。ところが昨年1月に吉本興業とのマネジメント契約を終了すると一気にテレビ露出がなくなり、炎上することもなくなってしまった。ITジャーナリストの井上トシユキ氏がこう言う。
「ネットユーザーが炎上商法に慣れてしまい、迷惑系ユーチューバーは飽きられつつある。その流れで西野さんにも関心が薄れてきたのでは。ご自身の才能を鼓舞した“オラついた”キャラクターも長続きは難しくなってきたところに、ネット界の重鎮、ひろゆきさんにダメ出しされるなどカリスマ性が薄れつつあったというのも大きい。西野さんを支持する“意識高い系”の若者は、フリーターなど非正規雇用者が多く、長引くコロナ禍で会費を払えなくなった人も多いとも聞いています。また西野さんのような自己啓発的内容や哲学論文などは無料のユーチューブで知識欲が満たされるようになり、課金する必要がなくなっているという背景もある。複数の要因が絡み合い、退会者が増えたと考えられます。今後は、会員数は適正規模に縮小され、オンラインサロン内でビジネスが完結するようになるのでは」
炎上商法も飽きられたらおしまいである。