水谷豊と“かつて不仲説”の寺脇康文「相棒」再登板で…人気シリーズの“大団円”が囁かれる
00年に「土曜ワイド劇場」で単発ドラマとしてスタートした相棒は好評を博したことで02年にシリーズ化され、すでに20年が経過する。
■交代のたびに噴出する確執
「新相棒選びに難航するのは、1シーズン2クールに及ぶためスケジュール的な理由もありますが、座長である水谷の意向が出演者のキャスティングに反映されるからというのがもっぱらでした。そのため、寺脇だけでなくシーズン7の途中から登場した2代目の及川光博(52)のときもそうですが、相棒が降板するたびに、水谷との意見の相違や確執などが指摘されてきました。このシリーズへの思い入れが強い水谷はよりリアリティを追求するため、ときには共演者にも高いレベルのものを要求してきたと言います」(前出・スポーツ紙記者)
水谷の熱量の高さが、相棒降板のたびに共演者との確執と結びつけられるが、実際はそうではないという。
「寺脇が初代相棒に起用されたのも、相棒の原型となったといわれるドラマ『刑事貴族2』『刑事貴族3』(日本テレビ系)で2人が共演したのが大きい。俳優として信頼している寺脇を再び登場させるということは、7月で70歳になる水谷の年齢を考えるとシリーズの終わりが近いのかもしれません」(ドラマ制作関係者)
長寿化によるマンネリも指摘されているが、寺脇の再登板で新シリーズはどんな展開を見せてくれるのか。