著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

桑子真帆がNHKから独立なら争奪戦だが…多様化する女子アナの“その後”

公開日: 更新日:

 テコ入れも考えられていたなか、加藤は「家族と過ごすために」と9月末での番組卒業を発表。昨年6月に結婚した夫との生活を優先するというが、キャスター復帰は難しいだろう。

 去る人があれば、動き出す人もいる。日本テレビの久野静香は6月末で退社、笑福亭鶴瓶が所属する「松竹芸能」に移籍する。

 フジの久代萌美も4月から吉本興業に所属している。関西を代表する芸人事務所に元女子アナが所属するのはまれだ。これまで元女子アナの所属先は「駆け込み寺」ともいわれたセント・フォースが多かったが、地方局出身者も含め大所帯。近年は大手芸能プロも獲得に乗り出すなど、受け手のマーケットは広がってきている。

「知名度、人気に個人差はあるが、彼女たちの最大のスキルはアナウンス力。テレビ以外にも吉本なら舞台やイベントでも起用できる。元女子アナを所属させるメリットは事務所にもある」(芸能関係者)

 退社後の所属先選びは広がった。後はアナウンススキルを生かすか、人気、知名度を優先するかで事務所選びも違ってくる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された