尾上松也と早乙女太一は“女形の妖艶”さがプラスに…悪役もハマる「最強の役者」はどっち?

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「とはいえ、後鳥羽上皇も残酷な面がありますし、見た目は違えどサイと中身はそう遠くないのかも。私としては、今後『親愛なる』で尾上さんと早乙女太一さん、どちらの狂気がより視聴者の心を掴むのかも見ものだと思っています」

■早乙女太一は徹底的な嫌われ役を好演

 早乙女は夏の連ドラ「六本木クラス」(テレビ朝日系)で龍河を演じ、《最後まで救いのないクズだった》と視聴者からブーイングの声が続出したほどのヒール。徹底的な嫌われ役だった。龍河がそこまで見事に嫌われたのは、もちろん早乙女の演技力の高さがあったからだろう。

「今後、ヒール役のキャスティング会議では、尾上さんと早乙女さんの名前が真っ先に挙がるようになるかもしれませんね。くしくもお2人とも、舞台の上では女形もこなし、しかも美しいという共通点がある。ヒール役の凄みを増し、人々の印象に残るような個性づくりに、女形に必要な妖艶さがプラスになっているのかもしれませんね」(エリザベス松本氏)


 あるスポーツ紙芸能担当記者はこう話す。

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