尾上松也と早乙女太一は“女形の妖艶”さがプラスに…悪役もハマる「最強の役者」はどっち?
活躍が目立つ歌舞伎俳優の尾上松也(37)。放送中のNHK大河「鎌倉殿の13人」では後鳥羽上皇を。5日にスタートした連ドラ「親愛なる僕へ殺意をこめて」(フジテレビ系)では半グレ集団のリーダー・サイを。そして公開中の米アニメ映画「バットガイズ」の日本語吹き替え版では、天才的スリ・ウルフの声を演じている。
「歌手や俳優や芸人が吹き替えをやることに世間はかなり厳しく、少しでも合ってないと《プロの声優さんに任せて》《吹き替えが悪いとスクリーンに集中できない》などとすぐ辛辣な評価が相次ぎます。それを考えたら、すでに何本か吹き替えを務めた映画が公開されている松也さんは、声優としても映画ファンが認める存在になっているということでしょう」(映画ライター)
スタートしたばかりの「親愛なる」では、尾上演じるサイの拷問シーンがとにかく残虐で、《夢に出そう》《サイが出ると怖くて目をつぶってしまう》なんて声が続出した。芸能ライターのエリザベス松本氏は「金髪にド派手な衣装、喜々として拷問を繰り返す様子に《これが後鳥羽上皇を演じている人と同一人物とは》と驚いた人が多かったようです」と、こう続ける。