皇室SNS活用はバッシング対策か、国民の理解を深めるツールか…天皇陛下が示した重要な視点
《娘の複雑性PTSDになったのが、恐らくその週刊誌、それからネット両方の記事にあるのだろうとは思いますけれども、私自身それほどたくさん週刊誌を読むわけでもありませんけれども、週刊誌を読んでみると、非常に何と言いましょうか、創作というか作り話が掲載されていることもあります》
週刊誌だけでなく、ネット記事にも目を通していることを秋篠宮さまは明らかにされたのだ。
■懸念される炎上と運用の難しさ
《一方で、非常に傾聴すべき意見も載っています。そういうものが、一つの記事の中に混ざっていることが多々あります》
《私は、確かに自分でも驚くことが書かれていることがあるんですけれども、それでもって全てを否定するという気にはなれません》
さらに、日々流れる皇室に関する情報が玉石混交であるのを、秋篠宮さまは認識されているという。
「タイムリーに正確な情報を発信することの大切さについてお話しされている一方で、バッシング記事に関しては、基準を超えたものに関して反論するなどの意見があったものの、事実確認に費やす労力が多大であることにも言及されています」(宮内庁担当記者)