Snow Man目黒蓮の役者バカ人生…「日本アカデミー賞」W受賞の快進撃ウラに8年の下積み経験
「第46回日本アカデミー賞」の優秀賞が“ジャニーズ渋滞 ”と化している。優秀主演男優賞を二宮和也(39)、新人俳優賞をHey! Say! JUMPの有岡大貴(31)、SixTONESの松村北斗(27)、Snow Manの目黒蓮(26)が受賞。目黒は、主演の「月の満ち欠け」で新人男優賞と優秀助演男優賞とダブル受賞だ。各部門の最優秀賞は、3月10日に発表される。
注目は目黒の活躍である。受賞作の「月の満ち欠け」は大泉洋(49)、有村架純(30)に次ぐ3番手だったが、17日に公開される「わたしの幸せな結婚」では映画単独初主演。
映画の主題歌が収録されたSnow Manの両A面シングル「タペストリー/W」は15日にリリースされるが、ミュージックビデオが1日にYouTubeで公開されると、2週間足らずで1200万回再生を突破。Snow Manはデビューアルバム「Snow Mania S1」が2022年10月に、2ndアルバム「Snow Labo. S2」が今年1月に累積売上100万枚を達成。令和でアルバム2作がミリオン超えした唯一のグループで、今回改めて、楽曲人気の高さも実証した。
目黒といえば、昨年10月期に放送されたドラマ「silent」(フジテレビ系)だろう。中途失聴者となった佐倉想を表情や手話で演じて話題に。放送時間中はツイッターのトレンドワードが同作関連で埋められ、都内のロケ地は聖地化し、ファンが殺到。無料見逃し配信サービス・TVerの再生数は歴代最高の計7300万回を超え、「TVerアワード2022」のドラマ大賞を受賞した。Official髭男dismが歌った主題歌「Subtitle」は、ストリーミング・ソングチャート(Billboard JAPAN調べ)で通算19度目の首位を獲得するなど、高記録が更新されている。
そんな“silent現象”に続き、日本アカデミー賞受賞と映画単独初主演と演技が注目される目黒。グループ内で1、2を争う人気の高さの理由をエンタメライターの伊藤雅奈子氏はこう言う。
■嵐のバックダンサーを経験
「ジャニーズJr.時代は、『宇宙Six』というユニットで嵐のバックダンサーを経験、下積みが8年もありました。当時は正直パッとせずに、Snow Manに新加入しました。ほかのメンバーよりも下積みが長かったので、売れた今も驕り高ぶりがないのです。もともと2つのことを同時にできない不器用なタイプで、役に入り込むと感情をコントロールできなくなるとコメントしています。ドラマ『silent』で涙を流す演技も評価が高かった。今年はさらに、主演作のオファーが増えるでしょう」
4月には「それSnow Manにやらせて下さい」(TBS系)が現在の日曜昼帯から平日のゴールデンタイムに昇格。目黒の“ソロ活”はまだまだ続きそうだ。