キムタク「教場0」は脚本に難あり?初回の“あり得ないメッセージ”に視聴者のツッコミ殺到
《豪華なキャスト揃えても脚本があれじゃ…だいぶ萎えた》
と意外にも視聴者の声は厳しく、特に作中で登場したダイイングメッセージにツッコミが集中していた。
■殺されると気付いていながら逃げなかった被害者
「『教場』は過去に、目黒蓮さんや北村匠海さん、林遣都さんや杉野遥亮さんなどの人気俳優が出演しており、今回も赤楚衛二さんや新垣結衣さん、染谷将太さんなどの人気俳優でキャストを固めており、フジテレビ的にも久々のキムタクヒット作として、大切にしたいという気持ちがあるのでしょう。ただ初回の評価を見る限り、『教場Ⅱ』までせっかく良い流れだったのに、今回の連ドラ化で微妙な評価で上書きされてしまう、続編のリスクがもろに出たパターンになりそうな予感です」(ドラマ制作関係者)
確かに今回もキャストは演技力のある俳優ばかり。その顔ぶれと演技力に「面白い」と錯覚させられそうになった人たちは、今回の事件解決に至るまでの脚本に落胆したようだ。
「最初に起こった殺人で、被害者が殺されると予期し、わざわざタブレットの地図アプリで『日中弓』という名前になるようなルートで、タクシー運転手に運転させてたと分かり、それを理由に犯人が自供するという流れには、さすがに無理があると思います。新人刑事が加害者を揺さぶるシーンで犯人は絶対に認めない雰囲気だったのに、車のルートで自身の名前を記されていたことが“決め手”となるとは驚きです。犯人が直接的に殺害した証拠にはならないし、否認すれば済む話なのに、あっさり自供するというのは謎の展開と言えるでしょう」(ある演出家)