「宇宙刑事シャリバン」渡洋史さんが楽しむ海外の特撮ファンとの交流「20万人もの観客、泣いて喜ぶ人も」
渡洋史さん(60歳)
大抵の男子なら、子供の頃、特撮番組を見てヒーローに憧れた記憶があるだろう。渡洋史さんは1980年代、「宇宙刑事シャリバン」「時空戦士スピルバン」(ともにテレビ朝日系)の2作で主人公を演じ、まさに子供たちのヒーローになった。渡さん、今、どうしているのか。
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渡さんに会ったのは東京都内のとある駅そばの喫茶店。スポーツウエア姿の渡さん、身のこなしが軽く、ウエアの上からでも体が引き締まっているのが感じられる。
「昔から同じことを続けているだけですよ。毎日、ストレッチや自分の体重を利用して行うトレーニングを1時間超。腹筋、背筋などの筋トレは100回をめどに。そのほか、I字バランスや逆立ちして腕立て伏せをしたり……」
なんと、とても60歳とは思えない柔軟性や筋力を維持しているのだ。
「できなくなるのが嫌なので。それに、『シャリバン』を見て特撮の世界に入ってきた方に声をかけられ、2000年から一緒に制作を始めた『時空警察ヴェッカー』という特撮ドラマのシリーズがあるのですが、出演もしているので動ける体じゃないといけませんから」