「宇宙刑事シャリバン」渡洋史さんが楽しむ海外の特撮ファンとの交流「20万人もの観客、泣いて喜ぶ人も」
21年には、新作映画「時空警察シグ・ヴェッカー」を撮影し編集待機中とか。渡さん、今も特撮の世界にドップリだ。
「『シャリバン』『スピルバン』と2作で主演後、特撮は若者に道を譲ろうと25歳で渡米し、日系米国人俳優・マコ岩松さんの劇団『East West Players』で修業しハリウッドを目指しました。当時はオジサンになっても特撮に関われる、という感覚はなかったので。でも、海外ではチャンスに恵まれず、英国発のミュージカル『スターライトエクスプレス』の日本公演のオーディションに合格したのを機に、26歳で帰国しました」
その後、しばらくは舞台に注力。00年ごろには声優としても活動した。
「一般の舞台やトレンディードラマにも挑戦しましたし、去年は『ちゃりへん♪』というロードムービー、この春にはテレビ朝日系のドラマ『警視庁アウトサイダー』に出演しました。でも、なかなか作品や役が広がっていかない。その点、特撮作品は私をアピールできる得意分野。独特の空気感もしっくりくるんですよ」
■海外の特撮ファンと交流も