【追悼】島崎俊郎さんこそ生粋の芸人 自らの葬儀でも「“アダモ”ちゃんで笑いを取りたい」と
急性心不全のため、6日に亡くなったタレント・島崎俊郎さん(享年68)はサービス精神が旺盛で、21年のブログにはこんなコメントを残していた。
《私が人生の最期を迎えその葬儀の通夜の時には棺の中にアダモちゃんの化粧をして入っていたいぐらいです》《そして通夜に集まってくれた人たちにその私のアダモちゃんの化粧を見せて笑いを取りたいぐらいです》
1980年代の人気バラエティー番組「オレたちひょうきん族」で、みずからつくり出したキャラクター「アダモちゃん」。その姿になって、亡くなっても笑いを取ろうというのである。
本人が生前語ったところによると、この人気キャラの誕生秘話はほとんど偶発的だったのだそうだ。最初は台本に、
「ポリネシアンダンサーが出る。大暴れ。大爆笑のうちに去る」
とだけ。それをぶっつけ本番でやっていると、ポリネシアンダンサーが芸者で呼ばれる設定になり、ふすまを開けた瞬間、
「ア~ダ~モ~ス~テ~……」