福士蒼汰は「演技に深み」の評判…2役演じたNHK「大奥」が転機、一気に代表作に
《「どうする家康」より、こっちを大河にしてほしかった》なんて声もネット上にはある。《思い出しただけで涙が出る回がたくさんある》という感想も。12日に最終回を迎えたNHKドラマ10「大奥 Season2」のことだ。
「1~3月に放送されたシーズン1、今回のシーズン2ともに視聴率が低いことが記事になりましたが、実際に見ている視聴者の満足度は非常に高いのが特徴ですね。よしながふみさんの原作が素晴らしいのはもちろん、熱烈な原作ファンも納得させた脚本の森下佳子さんの手腕もお見事。そしてキャストに1人も違和感ある人がおらず、演出も極限まで演者の“いい演技”を引き出していた」(ドラマ制作会社スタッフ)
シーズン1では、モデルの冨永愛(41)が演じた女将軍・徳川吉宗が《凛々しくって好きになった》《カッコいい!》《冨永さんがこんなに演技ができるとは》などと称賛の的となった。
「シーズン1の満足度が高く、これはシーズン2のハードルが相当上がったぞと思った人は多かったはず。でもシーズン2も想像以上に凄かった。平賀源内役の鈴木杏さん、青沼役の村雨辰剛さん、田沼意次役の松下奈緒さん、黒木役の玉置玲央さん、医療編だけでも名演技を見せてくれた俳優さんの名前を挙げていたら、キリがありません」と話すのは、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。