「銀河英雄伝説」大ヒットの田中芳樹さんは71歳 執筆47年で120~130冊…どのくらい稼いだの?
仕事場に寝泊まりし、自宅マンションで暮らす夫人とは“近距離婚”だ。
「電話して『おい、生きてるか?』と連絡を取り合っています(笑)。かみさんは大学で外国人留学生に日本語を教える先生。本や資料を私より持っているので、私が押し出されてしまいました(笑)」
86年に結婚した夫人は、同じ学習院大学文学部の3学年下の後輩。子どもはいないそうだ。
さて、熊本で生まれ育った田中さんは、大学在学中、本格的に小説を書き始め、77年、“李家豊”名で書いた「緑の草原に…」が第3回幻影城新人賞を受賞してデビュー。
82年、現在の筆名で「銀河英雄伝説」を発表すると、壮大な世界観や個性的な登場人物などが読者を惹きつけ大ヒット。続編を書き続けると同時に、「アルスラーン戦記」「創竜伝」など人気作を次々と発表した。