裁判長期化の松本人志は復帰してもお笑いの道は難しい さんまタイプで、タモリとは違うスタイル
裁判の長期化は免れそうにない。「週刊文春」に性的行為強要疑惑を報じられたダウンタウンの松本人志(60)が名誉を毀損されたとして、発行元の文藝春秋らに5億5000万円の損害賠償などを求めた訴訟で、8月14日実施予定の第2回弁論準備が取り消された。次回の開催期日は未定となっている。民放テレビ関係者が話す。
「裁判が長引けば、松本さんにはマイナスになる。仮に復帰を前提に考えた場合、1日でも早くテレビのレギュラー番組に戻った方がいいからです。テレビを主戦場としてきたタレントは数カ月でも画面から離れると、視聴者が付いてこなくなりますから」
お笑い芸人にとって、"休養"はマイナスに働くと過去の例が示している。
「萩本欽一さんは1980年代前半に『欽ドン!良い子悪い子普通の子』など超人気番組を持っていて、"視聴率100%男"と呼ばれるほどの大人気者でした。しかし、85年3月限りで充電宣言をして、休養に入りました。数カ月で復帰しましたが、視聴率は上がらなくなった。時代はビートたけし、明石家さんま、タモリの"ビッグ3"時代に移っていきました」(前出の民放テレビ関係者)