山田涼介は低空飛行、生田絵梨花も初回4.2%…教師ものドラマがウケなくなった「厳しい現実」

公開日: 更新日:

「同じ高校教師と言っても、生田さんのドラマは悩める等身大の教師を描いていて、《思ったよりリアルに描かれていて安心した》などと評価する視聴者もいます。山田さんの方は荒唐無稽なコメディーなので、比べること自体がナンセンスですが、夏ドラマの“教師もの”はどうもパッとしませんね」(元テレビ誌編集長)

 ひと頃は学園もの、教師ものといえば、連ドラの定番中の定番だったはずなのに、なぜなのか?

「結局、リアルな教育現場がドラマを超えているということでしょう。今や、学校の事実は“小説より奇なり”。たとえばモンスターペアレントをリアルに描こうと思っても、実際にはドラマ以上に理解不能な保護者もいたりする。ドラマにしたら暗くなりすぎてしまう厳しい現実もあって、とても放送できない。リアルに寄りすぎたら一般視聴者はついてこれないかも。かと言って、エンタメに偏りすぎると、現場で苦しんでいる教師から《そりゃないよ》と批判コメントが殺到しそうです。悲観的にも楽観的にも描きづらいというのが、今の教育現場なんじゃないですか」(教育ジャーナリスト)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 3

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    茨城県知事の異常な県政を朝日も毎日も報じない不思議…職員13人が自殺?重大事件じゃないか!

  1. 6

    立憲民主党の凋落は自民党以上に深刻…参院選改選組が国民民主党に露骨なスリ寄り

  2. 7

    小芝風花&松坂桃李は勝ち組、清野菜名は貧乏クジ…今期ドラマ「トップコート」所属俳優の泣き笑い

  3. 8

    阿部寛「滑舌問題」はクリアできそうだが…新日曜劇場『キャスター』で国民的俳優が試される“唯一の心配事”

  4. 9

    浜田雅功の休養の裏で着々と進む松本人志との"今夏ダウンダウン完全復帰計画"…プラットフォームに本腰

  5. 10

    誰トク?広がる地方私大の公立化…見送られた千葉科学大は「加計学園」が運営撤退も大学存続