長濱ねる「アイドルから女優へ」…人見知りで照れ屋ながら強い意志を内に秘めた逸材
「若草物語─恋する姉妹と恋せぬ私─」(日本テレビ系)
長濱ねるは、まっしろなマシュマロを思わせる優しい愛らしさを秘める。最近では「磯部磯兵衛物語」(WOWOW)で杉野遥亮演じる主人公が憧れる団子屋の看板娘を可憐に好演。これまで小泉今日子や井上真央らが演じた「あんみつ姫」の令和版をリメークするなら、主役は彼女を推したい。
世代を超えて読み継がれてきたオルコットの小説を原案として現代に置き換えた10月6日放送開始のドラマ「若草物語─恋する姉妹と恋せぬ私─」(日本テレビ系/毎週日曜22時30分~)では仁村紗和(長女)・堀田真由(次女/主演)・畑芽育(四女)との4姉妹役で共演して、長濱は役者志望でおっとりキャラの三女役で出演。
長濱ねるは1998年9月4日生まれ、長崎県出身。2015年に欅坂46(募集当時の仮称は「鳥居坂46」、現・櫻坂46)のオーディションでファイナリストに残りながら家族との協議で一度は最終審査への参加を辞退するも、素質の高さから特例として、当時は下部組織だった「けやき坂46」(現・日向坂46)に加入。のちに欅坂46兼任となり、グループを牽引するメンバーのひとりとして活躍した。