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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ドラマ、映画、音楽…令和6年エンタメ界のキーワードは「昭和」だった

公開日: 更新日:

 ヒット曲ごとに変わる衣装、髪形、振り付けは今見ても新鮮に映る。明菜が表舞台から遠ざかっていることで、改めて魅力が再発見されている向きもあるが、明菜の関心度は高まる一方だ。明菜人気にあやかるようにNHKは全盛期のコンサートや、他の歌手が明菜の曲をカバーする番組を放送している。一説には「紅白」出場への伏線とみる声もあるが、生番組での出場のハードルは依然と高い。

 異例のヒットを続ける映画「室井慎次 敗れざる者」も昭和テイストたっぷりのフジ制作のドラマだった。15日には後編の「生き続ける者」が公開される。フジは「再び踊る大捜査線を考えている」という話も囁かれている。今年のエンタメ界のキーワードは昭和。

 逆に昭和に戻れないのが芸能メディア。

 先日、嵐の二宮和也が家族とのプライベートを“盗撮された”ことを、雑誌名は伏せ、自身のXで〈今回の事に関しては到底理解出来るものではありません〉と投稿。さらに〈環境や理由がどうあれ一般人である家族は写すのだけはやめてください〉と厳重抗議した。以前、有吉弘行も週刊誌に家族の写真を撮られ、〈どうか家族の盗撮はやめてください〉とXに投稿したこともあった。

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