遅咲き吉岡里帆の“ド根性人生” ヒット作に恵まれず、SNSで叩かれ…「正体」助演女優賞で涙の受賞スピーチ

公開日: 更新日:

「彼女は本来、非常に演技力があって、使いたがる人は多いのですが、世間一般からは過小評価されてきた感じがします。いい演技をしていても、興行的、視聴率的にタイミングが合わず、必ずしも大ヒットには至らないことも多かった。それで主演をするようになった頃に、急に人気が出てきたように見えてしまい、SNSで叩かれたりもしていましたね。10年ほど前にインタビューした時も、非常に知的で、内に秘めた真面目さを感じました。今回の受賞コメントでも言っていますが、いつも心の奥で一生懸命考えている印象ですね」

 かつて彼女自身も、女優の北川景子(38)と共演した際、北川に“その真面目さがいい”と言われ、このままでいいと思ったということをインタビューで明かしていた。

「今年は事務所の休業などで移籍を余儀なくされるなど災難にも見舞われましたが、彼女は確固たる演技力でやってきた女優さんなので、これからも多彩な役柄をやっていくことを期待しています」(高倉氏)

 持ち前のド根性で来年はさらなる飛躍が期待できそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 女優としての格を高めつつある吉岡里帆には越えなければならない壁があるという。関連記事【もっと読む】吉岡里帆ようやく大河出演決定でもよぎる…新垣結衣が“超えるべき壁”になってしまう黒歴史…では、吉岡にとって新垣結衣こそが打ち破るべき対象であると伝えている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  3. 3

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 4

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  5. 5

    マイナ保険証「期限切れ」迫る1580万件…不親切な「電子証明書5年更新」で資格無効多発の恐れ

  1. 6

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  2. 7

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  3. 8

    Mrs.GREEN APPLEのアイドル化が止まらない…熱愛報道と俳優業加速で新旧ファンが対立も

  4. 9

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  5. 10

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差