著者のコラム一覧
渡邉寧久演芸評論家・エンタメライター

新聞社文化部記者、テレビ局ウェブサイト芸能デスクなどを経て演芸評論家・エンタメライターに。東京新聞に「渡辺寧久の推し芸人」などを連載中。文化庁芸術選奨の選考委員、国立劇場専門委員、浅草芸能大賞専門審査委員などを歴任。台東区主催の芸術イベント「江戸まちたいとう芸楽祭」(名誉顧問ビートたけし)の実行委員長を務める。2024年夏から、新宿2丁目のミニ演芸場「シン・道楽亭」の運営にも携わっている。

春風亭一花 女性性を超越した「引き算の美学」

公開日: 更新日:

 NHK新人落語大賞では戴冠とならなかったが、審査員5人のうち、落語家の桂文珍と柳家権太楼が10点満点をつけていたことが、実力のほどを物語る。

 2014年に寄席で前座修業を始めて丸10年が過ぎた。まったく口やかましくない師匠一朝の唯一の教えは「これが私だっていう噺を見つけなさい」。「駆け込み寺」や「厩火事」「粗忽の釘」などが一花の血肉になりつつある。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    中居正広「申し訳ございません」ついに謝罪もSMAP再結成は雲散霧消…元リーダーが“終止符”を打つ皮肉

  2. 2

    藤井風“エグい”と話題のNHK紅白「NY生中継」の驚きの金額 5分30秒の放送に受信料大盤振る舞い

  3. 3

    中居正広“9000万円トラブル”で番組窮地…「今でも許せない」告発女性が反撃の狼煙

  4. 4

    中居正広「女性トラブル報道」に「沈黙」を続けるTVメディア…旧ジャニーズ事務所の性加害問題とソックリ

  5. 5

    紅白曲目変更のドタバタ生んだ星野源のうかつと想像力不足…園子温映画『地獄でなぜ悪い』→『ばらばら』に

  1. 6

    中居正広“9000万円女性トラブル”報道で再注目 女子アナや芸人が暴露…テレビ局の“悪しき風習”

  2. 7

    中居正広が地上波テレビから消える?「女性トラブルで“示談金”9000万円」報道の深刻度

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    中居正広“9000万円トラブル報道”でTOKIO再結成に高まる期待 SMAP完全消滅の反動で…

  5. 10

    中居正広「テレビから消える日」いよいよ現実味…女性トラブル示談金9000万円報道いまだ波紋

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    箱根駅伝で創価大も起用 ケニア人留学生の知られざる待遇

  2. 2

    紅白曲目変更のドタバタ生んだ星野源のうかつと想像力不足…園子温映画『地獄でなぜ悪い』→『ばらばら』に

  3. 3

    星野源「地獄でなぜ悪い」楽曲指定からの変更でNHK紅白に募る不信感…“来年は出場辞退”の懸念まで浮上

  4. 4

    中居正広“9000万円トラブル報道”でTOKIO再結成に高まる期待 SMAP完全消滅の反動で…

  5. 5

    中居正広が地上波テレビから消える?「女性トラブルで“示談金”9000万円」報道の深刻度

  1. 6

    実はクレーマー気質 ルールを与えればオードリー春日は頑固なほどに全うする

  2. 7

    藤井風“エグい”と話題のNHK紅白「NY生中継」の驚きの金額 5分30秒の放送に受信料大盤振る舞い

  3. 8

    中居正広“9000万円トラブル”で番組窮地…「今でも許せない」告発女性が反撃の狼煙

  4. 9

    星野源“ガセ不倫”騒動の裏側、狙い撃ちされたワケ…新垣結衣がラジオ番組に電話出演して否定

  5. 10

    佐々木朗希「25歳ルールを知らなかった説」…あれだけ《メジャー、メジャー》と言いながら