フジテレビ危機で泣いた松本潤、笑うキムタク…「どうする家康」の黒歴史を“上書き”できない不運
「松潤にとって『どうする家康』が、今のところ大河史上ワースト視聴率第2位を記録してしまったことは相当ショックだったと言われています。役作りに2年以上を費やし、本人も大河の主演を自分の代表作にすると強い意気込みで臨んだ作品だっただけに、平均視聴率が、かろうじてやっと11%を超えた結果に落胆するのは当然でしょうね。大河終了後に野田秀樹(69)の舞台を選んだのも、テレビや舞台での更なるスキルアップを、今後の自分の役者人生に生かしたいという理由からだったと言われていますから……」(芸能関係者)
『どうする家康』がスタートしてわずか2カ月後に発覚した旧所属事務所創業者による性加害騒動で、多くの視聴者を失ったと言われている松本。今度は先輩にあたる中居氏の女性トラブルで、海外でも好評を得た舞台経験を引っ提げて、新しいスタートを切ろうとした矢先にアクシデントに見舞われるとは不運としか言いようがない。黒歴史を上書きするせっかくのチャンスを失ってしまった。
■CM王も視野に入ってきたキムタク
一方、フジテレビ騒動をきっかけに、急激に仕事の量を増やしているのが、元SMAPのもう一人の先輩である木村拓哉(52)だ。昨年12月30日に公開された『グランメゾン・パリ』(東宝/ソニー・ピクチャーズエンタテイメント)は、公開4週目にして興行成績は31億円を突破したし、19年ぶりに名匠・山田洋次(93)監督の映画『TOKYOタクシー』への出演も決定、さらに一時期は皆無になったCМ契約も、ここにきて"マイナビ転職"、"ヨドコウ"をはじめ次々とオファーが絶えないというから驚かされる。